正しい草むしりの服装でケガや虫刺されから体を守る|長袖長ズボンは安全で効率的な作業の基本

草むしりに適した服装長袖長ズボンでケガや虫から体を守ろう

お庭の景観を整えるうえで、草取りのような雑草対策は切っても切れないものですよね。

草取りの服装は作業の安全性に関わってきます。
不適切な服装で草取りをおこなうと、植物によっては皮膚がかぶれたり、熱中症で体調を崩したりするおそれがあるのです。

本記事では、草取りをするときの服装や最適な時期などについてご紹介します。
最適な服装は、使用する道具や季節によっても変わるのでチェックしておくようにしましょう。

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目次

草取り時の服装|季節・使う道具によって変わる

庭のお手入れには、芝刈り・草むしり・剪定などたくさんの作業が存在します。
どの作業をおこなう場合にも、きちんとした服装でおこなうことが大切です。

服装が不適切だと、擦り傷や切り傷ができる場合もありますし、鎌やハサミなどが手や足にあたってしまい切れてしまうこともあるため、とても危険です。

また、ときにはセアカゴケグモなどの毒を持った虫が隠れている場合もあり、突然噛まれる場合もあります。

このような危険から身を守るためにきちんとした服装で草取りに挑むことをおすすめします。

季節で異なる服装

暖かい時期は直射日光を受けやすく、草に寄りつく虫も活発に動いているため、長そでに長ズボンが適しているでしょう。
また、熱中症になることもあるので、帽子などを活用するのもよいです。

一方、寒い時期は長そで長ズボンに上着を重ねたり、カイロを貼ったりして寒さ対策をしましょう

暖かい時期と寒い時期、どちらも適している服装は基本的には同じです。
また、ゴム手袋を使うことで手が汚れるのを防ぐことができます。

草むしり服装

草刈り機を使うときの服装

長そでと長ズボン、軍手は基本的に同じです。
草刈り機を扱うときはこれに加え、より安全に気をつける必要があります。

たとえば、草刈り機を使って作業している途中に草や小石が飛んでくることがあるかもしれません。
このような事態を防ぐために防塵(ぼうじん)ゴーグルを活用することで、目元のケガを防ぐことができます。

さらに、飛んできた細かい草で口元を切らないようにためにも、マスクを着用するとよりよいでしょう。

草刈り 安全に作業する格好

不適切な服装によるリスク

草取り時の服装が不適切だとどのようなリスクがあるのでしょうか。基本的に以下の3つが挙げられます。

熱中症

帽子をかぶらずに、長時間直射日光の下で作業をしていると熱中症になるリスクが高まります。
帽子をかぶる、速乾性に優れている綿や麻、ポリエステルの素材を選ぶことで、熱中症対策をすることができます。

虫刺され

草取りの服装は長そでと長ズボン、軍手が基本です。
これを半そでや半ズボン、軍手をせずにおこなうと、近くにいた蚊やムカデなど、さまざまな虫に刺されてしまいます。
作業中はできるだけ肌の露出を減らすように対処しましょう。

アレルギー

マスクやゴーグルをせずに草取りをしていると、イネ科やブタクサ、スギなどが飛散してアレルギーを発症することがあります。
花粉アレルギーをお持ちの方は、できるだけ開花シーズン前に草取りをおこなうようにしましょう。

草取りで使う基本道具と便利なアイテム

これまで、草取り時の服装についてご紹介してまいりました。

ここからは、草取りをおこなう際に使う基本道具や、便利なアイテムについてご紹介します。
実際に草取りをする際の参考にしてみてくださいね。

草取りで必要な基本道具

草取りで必要な基本道具

草取りをする際に、必要となる基本道具は以下のとおりです。

ゴミ袋

刈った草を捨てる際に使います。

草を刈る際に必須です。ねじり鎌やフォーク型のものなど、さまざまな種類があります。

熊手

刈った草をまとめるのに便利です。

虫よけ

草取りの際の虫刺されを防ぎます。

水分

熱中症対策のために、こまめに水分を取りましょう。汗をかくので、塩分が入っているスポーツドリンクなどがおすすめです。

タオル

タオルは汗を拭くだけでなく、日光などから肌を守ります。

草刈りに必要な道具の詳細はこちらの記事をご覧ください。

足腰への負担を軽減させる道具

「草取りをする際に、しゃがむのがつらい」と感じる人もいるでしょう。

そんなときに立って草取りをすることができる「三角ホー」が便利です。
その他に、地面に挿して抜くことで草を取ることができるウルトラライトカッターもおすすめします。

女性の力でも簡単に草取りできる道具

草刈り道具や草刈り機は、重くて扱いづらく、女性には難しいものがあるかもしれません。

そんなときは草取りフォークが便利です。
草取りフォークは「テコの原理」をつかって草を取るため、楽に除草ができるだけでなく、手を汚すことがありません。

また、充電式の電動草刈り機もおすすめです。
エンジン式の草刈り機は重くて扱いづらく、危険がともないますが、充電式の草刈り機であれば手軽に草を刈ることができます。

狭い・広い範囲に最適な道具

狭くて草刈りがしづらいような場所におすすめなのが「根さばき」という道具です。
刃先を引くだけで狭い場所の草も一気に刈り取ることができます。
反対に、広範囲の草刈りは、やはり草刈り機が便利でしょう。

草刈り機はまとめて広範囲の草を刈ることができるため便利ですが、油断をしているとケガしてしまうことがあります。
「自分で草刈りするのは大変……」「草取りをする時間がない」「体力的に難しい……」などといった場合は、一度業者に相談してみてはいかがでしょうか。

草取りを業者に依頼するときの費用は、面積によって決まったり、作業時間によって決まったりなど、業者によってそれぞれ異なります。
また、手作業よりも草刈り機を使用してもらったほうが費用が安くなることもあります。

料金の費用相場は、50㎡で約7,000円~25,000円とひらきがあるので、あらかじめ費用項目を確認しておくことをおすすめします。

詳しい料金を知りたいという方は、お庭110番にお気軽にお問い合わせください。

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草取りはタイミングも大事

これまで、草取り時の服装や便利道具などについてご紹介してまいりました。

ここからは、草取りに適したタイミングをご紹介します。
もっとも適したタイミングに草取りをすることで、作業がおこないやすくなるので要チェックです。

生え始めに抜く!

1.生え始めに抜く!

雑草の生長が進めば進むほど根付いてしまうので、生長する前に抜くことで、草取りの労力を減らすことができます。
春先に雑草が生え始めますので、雑草を見かけたら抜き始めるようにしましょう。

朝または夕方に作業する

草取りをおこなう時間帯は、朝または夕方がおすすめです。
日中は気温が高くなり、直射日光をじかに浴びやすいため、涼しくなる時間帯に作業をおこなうようにしましょう。

雨が止んだあとに作業する

雨が降ったあとの土は、柔らかくなり草取りがしやすいです。
もし雨があまり降らない時期であれば、草取りをおこなう前に水を撒いてからおこなうと効率的に草取りがしやすくなります。

一年生雑草は春・秋に駆除する

一年生雑草は花が咲くと一気に増えるので、花が咲く前である春、もしくは枯れる秋に駆除しておくようにしましょう。
もし春や秋でなくても、見つけたらすぐに駆除することで広がるのを防ぐことができます。

草取り後にできる雑草対策

ここまで、草取りの最適な時期、コツなどについてご説明しました。

草は定期的に生えてくるものなので、こまめなお手入れが大切です。
しかしながら、なかには「頻繁に草取りができないので、あまり雑草が生えてこないようにしたい……」と考える人もいるでしょう。

ここからは、草取りをしたあとにおこなうことで雑草が伸びないようにする方法についてご紹介します。

除草剤をまく

雑草の周りに花や植物などがない場合は、除草剤をまくといいでしょう。

除草剤には雑草に直接吸収させる液体のものと、地面に溶かして使用する粒状のものがあります。

液体タイプは効果が強力ですが天候に左右されやすいです。
粒状タイプは液体タイプに比べ効果は劣るものの、持続性があります。

除草剤の使い方とおすすめの除草剤はこちらの記事をご覧ください。

防草土を敷く

防草土は「固まる土」ともよばれており、水を含ませることですぐに固まります。
防草土を雑草の上に敷くことで雑草が生えてこないようにすることができますよ。

おすすめの固まる土はこちらの記事をご覧ください。

防草シートを敷く

より手軽で安全に雑草対策をおこないたいという方は、防草シートもおすすめです。雑草の近くに育てているお花がある場合などにも活用することができます。

しかし、シートは少し重量感があるため、1人で設置するのが難しい、という場合もあるかもしれません。
また、シートとシートのすき間の詰めが甘く、間から雑草が生えてくることもあります。
防草シートをより効果的に使うには、正しく敷く必要があるでしょう。

防草シートの敷き方と、おすすめの防草シートはこちらの記事をご覧ください。

防草シートの施工など、業者によっては防草シートを敷いてもらえる場合もあります。
自分でおこなうのはむずかしいとお考えの方は、ぜひ一度相談してみてください。

お庭110番では無料でお電話相談、24時間365日受付対応しておりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。

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