キウイの剪定は年に1~2回、正しい時期におこないましょう。
なぜなら間違った時期に剪定をしてしまうと、実つきが悪くなったり最悪の場合は木が枯れてしまったりするおそれがあるからです。
当記事では、キウイの剪定方法や時期について解説しています。
またキウイの育て方についても解説していますのでぜひ参考にしてみてください。
なお、以前実付きが悪くなったことがあるなど、自分でお手入れすることに不安がある場合は早めにお庭110番にご相談ください。
プロの業者に剪定を依頼すれば、実付きが悪くならないよう丁寧な作業をしてくれます。
キウイフルーツの剪定方法と時期について
キウイは病気や害虫が発生しにくいので、お庭でも育てやすいといわれています。
つる性の果樹なので、つるがどんどん伸びていくのが特徴です。
しかし、つるを伸ばしっぱなしにすると実がつきにくくなるおそれがあります。
また、剪定をおこなっていないと実の収穫数が少なくなる場合もあるので、剪定方法や時期を知ってから剪定をおこなっていきましょう。
剪定時期
落葉樹の一種であるキウイを剪定する時期は、葉を落として休眠期に入っている1~2月初旬が最適です。
休眠期の木は体力を温存している状態なので、枝を切ってもダメージが少なく済みます。
剪定が春先にずれ込んでしまうと切り口から樹液が出てきて、木が枯れるおそれがあるので、遅くても2月の初めまでには剪定したほうがよいといえます。
また、生育の旺盛なキウイは枝が混み合いやすいので、7月ごろにも剪定をおこなうとよいでしょう。
夏の剪定は、キウイの実に栄養を行き渡らせるためにも重要です。
剪定方法
キウイの剪定方法について解説していきます。
準備するものはこちらになります。
- 剪定ばさみ
- 軍手
- 脚立
【剪定のポイント】
キウイの剪定をおこなうときのポイントについて、冬と夏の場合それぞれを解説していきます。
どんな枝を剪定していくのがいいかを見ていきましょう。
・冬の剪定
◇枝が密集しているところ
込み入った枝や成長の悪い枝は根元から切り落とし、日当たりや風通しがよくなるようにします。
◇昨年実がついた枝
昨年実がついた枝には実をつけないので、それよりも先にある芽を3~5芽残して切っていきます。
また、昨年に実をつけた位置より、先の芽のほうがつきやすいので根元から8~10芽先を切っていきます。
キウイはメスの花にオスの木からの花粉が受粉されて実がつきます。
メスの花にはめしべがあるので、中央が白く見えるのが特徴です。
◇主枝の上から伸びている枝や徒長枝
主枝(一番太い幹から枝分かれしている大きな枝)の上から伸びた枝も、根元から切り落としていきましょう。
なぜなら、不要な枝を放置すると主枝の栄養を取られてしまうからです。
また徒長枝といって上に向かって勢いよく伸びている枝は、形を乱すだけでなく、樹木の栄養分を奪ってしまうので、切り落としていきます。
・夏の剪定
次に夏におこなう剪定のポイントについて見ていきましょう。
キウイは春から夏にかけて枝がよく伸びます。
そのため、日当たりをよくするために剪定をおこなっていきましょう。
夏におこなう剪定では、垂直に伸びた枝を切っていきます。
また、夏には徒長枝が出やすいので根本から切っておきましょう。
しかし、直射日光で日焼けするおそれがあるので枝を多く切りすぎないように注意してください。
◇摘果
6月~7月には摘果作業をおこないましょう。
キウイは多く実りすぎると栄養が行き渡らなくなって、ひとつひとつが小さい実になってします。
そこで摘果作業をおこない、実の数を減らすことが大切です。
大きさが小さいキウイや形の悪いキウイを間引きしていきましょう。
自分でキウイの剪定をおこなおうとしても、どの枝を切ったらいいのかわからないといった場合や、キウイの枝が高いところにあって手が届かないといった場合は業者に相談することをおすすめします。
お庭110番では、キウイの剪定でお困りの方からのご相談を受け付けております。
ご相談いただきましたら、お客様のお近くの業者を選定しすばやく手配いたします。
※1 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。※2 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。
キウイの育て方のポイント
キウイを育てるためには、剪定だけでなく肥料の回数や水やりの頻度などにも気をつけなければいけません。
この章では、キウイの育て方について見ていきましょう。
栽培する環境
日当たりがよく、風通しのよい場所を好みます。
また、水はけのよい土を使うとよいです。
乾燥を嫌うので根本に藁を置いておくとよいでしょう。
肥料
キウイは生育が旺盛な果樹なので肥料は必要ない場合もあります。
庭植えの場合は寒肥目的で、12月に鶏ふんなどの有機質肥料を与えましょう。
水やり
庭植えの場合はとくに水やりをしなくてもよいですが、鉢植えの場合は土の表面が乾いてきたら水やりをたっぷりおこなってください。
自分で剪定をするのが難しいなと思ったときは業者に依頼するのがおすすめ!
キウイの剪定は、時期や方法を間違えると実がつかなくなるおそれがあります。
キウイの剪定を自分でおこなうのが不安だという方は、業者に相談してみることもよいでしょう。
業者に任せれば、きれいに仕上げてくれますし、ゴミのあと片付けや処分もしてもらえるので手間や時間が大幅に省けます。
業者に依頼しようと思ったときに気になるのが費用ですね。
業者がおこなう剪定費用には日当制や単価制の2種類があります。
日当制とは、職人さんが一人1日いくらといった日当や、時給で計算する形式です。
職人さん一人あたりの日当の費用相場は約1万5千円~3万円となっており、時給の場合は約2千円~3千円となっています。
単価制では庭木1本あたりで計算しており、庭木の高さによって費用が異なります。
単価制の費用相場は以下のようになっているので確認していきましょう。
- 低木(高さ~3m):約3,000円~4,000円
- 中木(3~5m):約6,000円~8,000円
- 高木(5~7m):約1万5千円~2万円
- 7m以上の場合:別途で見積りしている業者が多い。
お庭110番では、キウイの剪定に対応が可能な業者のご紹介をおこなっております。
「庭にあるキウイの剪定をしてほしいが、費用がいくらぐらいかかるのか心配……」といった場合も、ご安心ください。
お庭110番にご相談いただきましたらお見積りが無料※の業者を選定いたします。
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