草刈りに芝刈り。どうやってやろうか悩んでいませんか?
草刈りや芝刈りは、簡単に見えて意外と重労働です。
また、適切なやりかたがわからずに困っている人も多いでしょう。
そこで今回は、草刈りと芝刈りの方法についてそれぞれまとめます。
草と芝の違いから、草刈りの方法。芝刈りの方法やプロへの作業依頼の注意点まで解説します。
草刈りや芝刈りに悩んでいるかたは、ぜひ参考にしてみてください。
なお、取り急ぎ草刈りや芝刈りが必要な場合はお庭110番にご相談ください。
すぐに現場に向かえる業者をご紹介します。
※1 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。※2 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。
草刈りと芝刈りどう違うの?
草刈りと芝刈り。同じような言葉でも、その意味は違います。芝は草のひとつの種類です。しかし、芝の生長過程や手入れの方法は、その辺に生えてくる雑草とは異なります。
雑草は単に取り除きたいものです。一方で、芝が自宅にある人は、見た目をキレイに整えたいと思うものでしょう。ここではまず、そんな草刈りと芝刈りの違いについて紹介します。
「芝」は「草」の一種
草の基本的な定義は、木よりも茎が柔らかく、背が低いもの。草という言葉からはとうっそうと茂ったものや、短く小さいものなどさまざまなものが思い浮かぶでしょう。草が意味する幅はとても広いものです。
一方で、芝は地面に這うように生長する植物です。芝も草のひとつの種類で、イネ科の多年草です。芝のなかにも種類があり、「日本芝」と「西洋芝」の2種類が普及しています。
日本芝の特徴は、夏に大きく生長し、キレイな緑になることです。しかし、寒さに弱く気温の下がる冬には茶色っぽくなります。一方で西洋芝は寒さにも強く、冬にもキレイな緑を保つ品種も多くあります。
家庭で育てている芝には、適切な手入れや刈り込みが必要です。丁寧にケアをすれば、サッカー場のような芝生も育てられます。芝のなかには野生種もいますが、野生のものよりも、家庭用の芝はデリケート。適切な手入れが必要です。
草刈り機の選び方と正しい使い方
雑草が茂った状態は、見た目も気持ちがよくありません。そのための対処は、草刈りが一番手っ取り早い方法です。ここでは草刈りのために必要な装備や心得、草刈り機と手でおこなう草刈りの手順を、簡単に紹介します。
草刈りに必要な装備と心得
草刈りに必要な装備は下記のとおりです。草刈りをする場合、虫刺されやけがの対策が必要です。万全に準備をしてからおこなうようにしましょう。
- 帽子
- ゴーグル
- 長袖、長ズボン
- ゴム手袋
- 長靴
草刈りをするときの帽子は、なるべく「つば」が広いものを選びましょう。また、ゴーグルは完全に目元がカバーできるものがよいです。草刈りのときは、意外と土やホコリが目に入りますので、予防をしっかりとおこないましょう。
また、虫刺され対策に長袖、長ズボンの着用が望ましいです。草刈りは始めると意外と長く時間がかかるものです。草刈りの心得として、必ず最後までやり遂げることと、途中であきらめない覚悟を持っておきましょう。
一番スピーディーかつ快適なのは草刈り機!
草刈りの範囲が広い場合は、手作業でおこなうよりも圧倒的に草刈り機を使ったほうが効率はよくなります。草刈り機は、長い持ち手の先端に回転式の刃がついたもの。大きな道路沿いなどで、よく作業をしている人がいる、草刈り用の機械です。
家庭用の草刈り機にオススメなのは、軽くて静かな電動式です。電動式は軽くて使いやすく、女性でもラクに使えるものもあります。
一方で、草刈りの範囲が広く、パワーの強い草刈り機が必要な人にはエンジン式がオススメです。重量があるので、力のない女性には扱いが難しいものもありますが、効率よく草刈りが進みます。
草刈り機を使うときのコツは3点。「右から左に動かすこと」「刃の当てる位置は先端にすること」「動かすときは同時に体も左右に動かすこと」。これらのコツを抑えれば、草刈りを効率的に進めることができるでしょう。
手作業での草刈り、基本の流れ
草刈り機を使った草刈りに対して、手作業で行う草刈りは少し手間がかかります。しかし、草刈りの範囲が狭い場合や、庭の一角のみの作業ならば、手作業での草刈りでも十分といえるでしょう。手作業での草刈りの流れは、下記のとおりです。
【必要な道具】
- 草鎌
- 剪定用のハサミ
- 熊手
- 手押し台車(あれば)
草刈りの前準備として安全確認をおこない、邪魔なものを撤去しましょう。準備をしたら鎌を使って作業をしていきます。鎌は引くようにするのが、効率よく草刈りをするためのコツです。
まずは、大きく目立つ部分の草刈りからおこない、ある程度キレイにしたら細かい部分を調整していきます。こうすることで見た目が整いやすくなるだけでなく、草刈りを最後までおこなうためのモチベーション維持にもなります。終了したら熊手で草を集めましょう。
では、草刈りの次に芝刈りの手順を説明していきます。
※1 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。※2 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。
芝刈り機の選び方を伝授!芝生の長さも刈るときのポイントも解説
芝刈りの際の準備も、草刈りのとき同様です。長袖や長ズボンなど詳細は同じ。お庭の芝を整えるには、やはり電動の芝刈り機を使うのがオススメです。見た目や手入れの手間がとても少なく、手動での芝刈りとは大きく異なります。
芝刈りは芝刈り機で行うのがきれいでおすすめ!
手作業でおこなう芝刈りは、ひとつひとつ芝をハサミで切っていく作業です。対して芝刈り機を使えば、芝の長さも整い、庭の見た目を美しくすることにもつながります。芝刈り機には芝に適した長さで刃が搭載されているので、簡単に手入れをすることが可能です。
キレイに芝を刈るための必需品!芝刈り機の選び方
広範囲でなければ手動式が経済的です。高性能なものを選ばなければ、1万円以下で芝刈り機が手に入ります。ただし、広範囲の芝を刈るには適していませんので、ご注意ください。 作業時間の目安は10m四方の芝を刈るのに1~2時間ほどとなります。
「できるだけ時間を節約したい」というかたは、電動式を選びましょう。10m四方の芝を刈るのであれば、1時間もかかりません。電動式の芝刈り機には、ケーブル式と充電式がありますので、使用環境に合わせて適したものを使いましょう。
エンジン式の芝刈り機もありますが、扱いが難しく専門家仕様の機材だと言えます。これから芝刈りをはじめようと考えているかたは、手動式か電動式の芝刈り機がおすすめです。
芝刈り頻度、コツについてなどを紹介
一般的に、芝刈りの頻度は季節によって異なります。芝の種類が日本芝の場合は、生長する夏は週に1回ほど、春や秋には月に1回ほどで十分です。対して西洋芝の場合は、暑さに弱いため夏場は月に2回ほど、涼しい春先や秋には週に1回がベストです。
芝刈りをキレイにおこなうコツは、いろいろな方向から刈り込むことです。サッカーのスタジアムのようなキレイな見た目にするのであれば、始めに刈るときは縦方向、次に横から、最後にナナメから刈り込むようにするとキレイな芝になります。
手作業で芝刈りする場合のコツ
対して手作業でおこなう芝刈りに必要なものは下記のようなものです。
- キッチンバサミ
- 袋
- 熊手
芝刈り専用のハサミも販売されており、使うことでより簡単に手入れをおこなうことができるでしょう。作業の手順は草刈り同様、芝をハサミでカットします。最後に刈った芝を熊手で集めて終了です。
時間がとれない、刈る範囲が広すぎる…そんなときはプロに頼ろう!
草刈りにせよ芝刈りにせよ、その作業の範囲が広い場合は、膨大な労力を要します。そのため、「自分の手に負えない」と感じたらプロに相談することを検討してみてもよいでしょう。
プロに依頼するメリット
プロに作業を依頼するメリットは、やはりその作業のクオリティです。見た目はもちろんですが、その後のことまで考えた手入れの方法や、ケアもおこなってくれるでしょう。困ったことがあればその場で相談できることも、大きなメリットです。
信頼できるプロを見つけるポイント
信頼できるプロを見つけるには、複数の業者に見積りをとる「相見積り」をおこないましょう。また、業者の公式サイトを参考に、施工実績の確認や、口コミサイトなどを参照するのもよい方法です。
お庭110番で業者を見つけよう
複数の業者の公式サイトなどをひとつひとつ確認するのもいいですが、自分で確認している時間がない方もいるかもしれません。
お庭110番は24時間365日いつでもご相談いただけます。
相見積りのご相談にも対応しておりますので、ぜひご利用ください。
まとめ
ここまで、草刈りと芝刈りについてまとめてきました。大量に生い茂った雑草の処理、長く手入れをしていない芝刈りの方法について理解いただけたでしょうか?
どちらの作業も、手作業でおこなうことができるもの。しかし、草刈り機や芝刈り機を使うことでその効率は圧倒的にあがります。とくに、作業の範囲が広いかたは、購入を検討してもよいでしょう。
それでも自分の手に負えない。そう感じたときは草取り、芝刈りのプロに相談するのが一番です。丁寧な作業とアフターケアで、満足することができるでしょう。芝刈りや草刈りについてお悩みの方は、ぜひ一度相談してみてはいかがでしょうか?