「イチジクの木に立派な実がつくように育てたい」
「イチジクの木を育て始めたばかりなのでお手入れの方法を知りたい」
このように、イチジクの木の剪定にお悩みではありませんか?
イチジクは比較的手間がかからず育てやすい植物ですが、おいしい実を収穫したいなら適度な剪定は必須です。
剪定は主に冬におこない、枝先まで栄養を行きわたらせることで実のつき方を改善できます。
このコラムでは以下の内容を解説していきます。
- イチジクの剪定方法
- イチジクの剪定時期
- イチジクの育て方
- 剪定業者の選び方
参考にしていただければ、プロの農家でなくてもイチジクの実を収穫する役に立ちます。
ただし「何年も放置して枝が伸び放題になっている」「過去に自分で剪定したことがあるけれど実がつかなかった」という方には、剪定業者に依頼するのがおすすめです。
業者への依頼はお金がかかりますが、荒れた樹形を整え、木に実をつけさせるには最適な手段です。
経験のない方には難しい作業なので、まずはお庭110番の無料見積り※をぜひお試しください。
※対応エリア・加盟店・現場状況等により記載内容の通りには対応できない場合がございます。
イチジク剪定に適した時期や剪定方法をまとめます
イチジクを育てるときも、ほかの植物と同じように、木の特徴や成長のサイクルに合わせて剪定してあげることが大切です。イチジクにベストな剪定のタイミングをチェックして、適切な時期に正しい剪定をしましょう。
適切なタイミングは、イチジクの成長度や状態によって変わることがあるので、必ずしもイチジクは同じ時期に剪定しなければならないとは限りません。状態に合わせた剪定時期と切り方もマスターしましょう。
イチジクの剪定時期はいつ?
イチジクの剪定は寒い冬におこなうのが一番よいとされています。イチジクは秋に実をつけ熟す植物で、なかには冬が始まるぎりぎり前まで実をつけ続けることもあります。実をつけるために、イチジクは春から準備をはじめます。春には枝を伸ばし、夏ごろから実をつけはじめ、秋に熟れるのです。
つまりイチジクは、春から秋の間は実をつけるために一生懸命成長し栄養を蓄えようとしています。そんなときに枝を切ってしまうと、健康を害すだけでなく、実を作るために全力を注いでいる木を邪魔してしまいます。
しかし、冬なら安心です。秋に実が落ち成長力が弱まっている時期なので、実の成長を邪魔せず、木への負担も最小限に済みます。
イチジク剪定の方法とポイント!イチジクを植えてからどれくらい経っていますか?
イチジクを挿し木などで一から育てている方もいらっしゃるでしょう。イチジクは育ちはじめの状態から実を実らせるほど立派に成長するまでに、2、3年を要します。しっかりと成長していないときには、大人のイチジクと同じような剪定はおこないません。イチジクの成長過程と植え方に合わせた剪定方法を選びましょう。
鉢植えのイチジクの剪定方法は?
挿し木を鉢に植え、夏に一度3本になるまで主軸を減らします。1年目の冬に鉢植えの枝を30㎝程度にまで短くし成長を促します。長さを整えるときは、外芽の下をカットするのがおすすめです。2年目からの剪定では、枝が入り組んでいる部分だけを間引きするように剪定します。
露地植えのイチジクの剪定方法は?
苗木を土に植え付け、支柱を使って地面と垂直になるように固定します。冬がやってきたら、3,4本の主枝だけを残して他は切り落とし、残った主枝の先を少し切ったあと、枝を地面に向かってヒモなどで固定し樹形が斜め横に広がるようにします。次の冬に主枝から伸びた枝の先端を切り、成長を促進します。
一文字仕立て
1年目の冬に主軸となる枝を2本だけ残し、ほかの枝をすべて剪定します。2年目には残った2本を半分ほどの長さに短くし、地面と水平になるようにパイプなどを使って枝を固定します。こうすることで、次の夏には2本の枝から上へ上へと複数の枝が成長し、実をつけるようになります。
1年目も2年目も実と葉を落としてから冬が終わる前までに剪定・固定をおこないますが、枝を減らすと寒さで枯れてしまう危険性があるときは、極寒時期が過ぎた直後におこないます。
冬の剪定は辛い、剪定がややこしい…業者の手を借りることも選択肢
イチジクの剪定は基本的に冬におこなうものです。冬に枝を切ることで、木に負担をかける心配もなく、実の成長を邪魔することもないからです。
しかし、寒い中で剪定するのは大変なもの。剪定バサミで枝一本一本の状態を確認しながら剪定していくには、手間と時間がかかります。雪が降る日もあり、外に出るのすらも億劫だと思うのも無理がありません。また、おいしい実をつけてほしいけど自分で剪定してうまくいくのか不安…という方もいらっしゃるでしょう。
真冬に剪定をしたくない方、自分で枝を切り落とすのはまだ難しいと感じる方は、業者に依頼すれば安心・簡単です。
煩わしいことは避けておいしい実だけを堪能するために、手間のかかる作業はお庭110番にお任せください。
※1 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。※2 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。
イチジク剪定で美味しい実を作るコツ!イチジクの種類と特徴をまとめます
イチジクがおいしく実るには、剪定の腕があるかどうかはもちろん大切ですが、同じくらい大切なのがイチジクに関する知識です。イチジクは品種によって実や育ち方に特徴があるので、違いを踏まえたうえで育てていくことが重要になります。
糖度が高くておいしい実を収穫するために必要不可欠な知識である、イチジクの品種やお手入れ方法、注意点を知り、イチジク栽培への理解を深めましょう。
イチジクの種類と苗木の選び方–イチジク栽培をしたい方へ
イチジクは、アラビアが原産のクワ科の植物です。比較的簡単に育つ植物なので、お庭での栽培にも適しているといわれています。しかし、寒さに弱いため北東の地域での自宅栽培は容易ではないかもしれません。
イチジクには様々な種類があります。日本で代表的なのが「桝井ドーフィン」で、一回の収穫量が多いのが特徴です。日本の寒さに耐えられるように品種改良されたものもあり、「日本種」と呼ばれるものがそれにあたります。ほかにも、夏果を収穫するための品種や、甘みは強い品種など、多種多様です。
ご自分に一番合った苗木を選ぶには、【糖度】【形状と色】などに注目します。
【糖度】
糖度は、イチジクの果実をどう食べるかという点で重要な項目です。そのまま食べるのなら糖度が高い、甘い品種が
【形状と色】
品種によって、実の大きさや色が異なります。スーパーなどで売られているイチジクは表面が赤いのが一般的ですが、ものによっては実がとても小さく、緑色のイチジクも存在します。主幹がまっすぐ伸びている、根が多い苗木は良い状態にある証です。
美味しいイチジクの実を作るには?ポイントと注意点
美味しいイチジクを収穫するには、剪定はなくてはならない作業です。なぜイチジクの剪定をすると美味しい実ができるのでしょうか?イチジクは、伸びてきた枝すべてに実をつける植物です。枝をある程度切って減らしておかないと、大量のイチジクが育つことになってしまい、一つ一つの実に栄養が行き届かなくなってしまいます。
また、枝がたくさんあると日が当たらず、健康的に育つことができません。甘くおいしい実をつけるには、イチジクの量をコントロールすることが不可欠なのです。
美味しい実を収穫するために気をつけたいポイント・注意点は以下の通りです。
- 夏果を育てるときは、前の年に芽を切らず、栄養が足りていない枝だけを切り落とすようにする
- 根がぶつかり合い伸びにくくなるのを防ぐために、十分な間隔をあけて苗を植える
- 成長し根も強くなってきたら、土にドリルで穴をあけて根の張りをよくする
イチジクを美味しくするには剪定以外にも手入れが必須!
剪定以外にも、立派な実をつけるうえで必須なお手入れはたくさんあります。たとえば、通気性を高めるためにも、数年に一度植え替えが必要ですし、木がまだ小さく、枝が少ないときにはとくに、摘果と摘心が重要です。肥料を与えるのも大切な作業ですが、与えすぎるのはよくないので適量を知っていなければなりません。
このような作業をすべて自分でおこなうのは面倒で難しい…と思ったら、イチジクに詳しいお庭のプロに任せましょう。
お庭110番にご相談いただければ、「剪定だけを業者に任せてほかの作業は自分でおこなう」というように、上手に使い分けることもできます。
※1 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。※2 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。
イチジクの剪定を依頼するとどれくらいの費用が必要?
イチジクを栽培するときは、正しい知識を身につけたうえで剪定しなければなりません。知識をつけることと剪定の実施。このように手間がかかってしまうと、剪定だけでも業者に依頼したいなと考える方もいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし、どなたでも気になるのが費用です。イチジクの剪定費用がどのように設定されているのか、そして安心しておまかせするにはどうやって業者を選べばよいのかを確認しましょう。
イチジク剪定でかかる費用の計算方法はおもに2パターン
剪定費用の設定方法は業者によってそれぞれですが、多くの場合以下の2パターンで決められています。
・職人一人あたりの料金
こちらは職人の人数によって剪定料金が変わる方式です。腕のある職人だと料金が高くなる場合や、イチジクの本数によって剪定する作業員の人数を決める場合もあるようです。
・1本あたり、高さ、幅による料金
木の本数や大きさによって料金に幅ができるよう料金設定している業者もあります。この場合、イチジクの木が大きければ大きいほど費用が高くなります。ほかにも、剪定以外のオプションの作業や、主張料、切った枝・葉の処分費がかかることもあるので、しっかりと見積もりをとり、業者ごとに比較することが大切です。
どこに依頼すると安心?イチジクの剪定をまかせる業者を上手に選ぶコツ
はじめて業者に依頼するときは、どの業者なら安心してまかせられるかの判断は難しいところです。業者選びのコツをご紹介するので、見極める際にぜひ役立ててみてください。
- 実績:イチジクの剪定を過去におこなっており、こなした案件が多いほど安心できるでしょう
- 価格:適切な料金設定がされているかは、複数業者に相見積もりを依頼するとわかります
- 口コミ:実際に業者を利用した方の感想を見聞きすれば、客観的に業者の良し悪しを判断できます
イチジクの剪定はお庭110番にお任せください
お庭110番は、庭木の剪定のご依頼を日本全国で承っています。
植え付けや植え替え、施肥にも対応しており、おいしいイチジクの実を育てるために必要なお手入れをすべてまとめてお任せいただくことも可能です。
「イチジクを育てているけどなかなか実ができない」
「イチジクの剪定をしなかったら枝が伸びすぎてしまった」
とお困りの方は、お庭110番にお任せください。
お庭110番では、剪定のプロによるお見積りを無料※でおこなっています。
ご契約前ならキャンセル料もかからないため、「まだ業者に頼むか決めていない」という方にも安心してご利用いただけます。
お電話やメールでのご相談は24時間受け付けておりますので、いつでもお気軽にご連絡ください。
※対応エリア・加盟店・現場状況等により記載内容の通りには対応できない場合がございます。