庭木の剪定料金を節約したい人必見！相場より安く依頼するコツ4つ

「庭木の剪定を頼みたいけど料金はどれくらい？」
庭木の剪定料金には定価がなく、業者選びでお困りではありませんか？

この記事では、庭木の剪定料金相場や内訳、安く依頼する方法を解説します。

おもに、剪定にはなるべくお金をかけたくない方向けの内容となっています。
庭木の剪定料金相場を確かめて、納得のいく業者選びをしてくださいね。

庭木の剪定料金

庭木の剪定料金の決まり方は次の2つです。

また、この他に諸費用がかかります。
それぞれの費用をみていきましょう。

1本あたりの剪定料金で決まる場合

1本あたりの剪定料金が決まる単価制では、木の高さによって料金がかわります。
庭木の高さにともない料金が高くなるのが一般的です。

庭木の高さごとの剪定料金相場は次のとおりです。

上記の料金は剪定にかかる基本料金であり、剪定以外にかかる諸費用が入っていません。
剪定以外にかかる諸費用は後述します。

日給や時給で剪定料金が決まる場合

日給や時給で剪定料金が決まる日当制の業者もあります。
日当制では、一人当たりの時給や日給が決まっていて、人数分が料金となります。

例えば日給2万円でスタッフ2名の場合、2万円×2人×1日＝4万円で、剪定料金は4万円です。
剪定料金のほかに諸費用やオプション料金が追加されます。
剪定以外でかかる諸費用はやオプション料金は次で解説します。

剪定以外でかかる諸費用

剪定以外でかかる諸費用には、次のものがあります。

処分費とは、剪定作業で出たゴミの処分にかかる費用のことです。
お庭110番で請け負った剪定での処分費の平均を調べたところ、7,346円となりました。

調査方法：弊社での加盟店のうち14社によるインターネット回答【調査期間2023年7月6日～2023年7月13日】

その他に、駐車場を借りる場合は駐車料金が実費で加算されます。
また遠方の場合、出張料金がかかることもありますので事前の確認が必要です。

オプションとして設定されているメニューには、消毒や伐採、抜根作業などがあり、別途追加料金となります。
消毒にかかる費用は、3m未満の低木で1本3,000円程度、7ｍ未満の高木で1本10,000円程度です。

伐採や抜根作業を依頼したい場合も別料金となります。
お庭110番での伐採費用相場は、3m未満の低い木なら、処分費を含めて3万円くらいです。
また抜根にかかる料金は幹の太さによってかわり、処分費を含めて最低6万円ほどかかります。

伐採、抜根費用は木の高さや大きさで変わるため、料金の決まり方や、木の高さ別の費用相場はこちらの記事でご確認ください。

庭木の剪定が高額になりやすいケース

庭木の剪定料金は高額になることがあります。
料金が高くなるのは次のようなケースです。

高さのある木

特に料金が高くなりやすいのは、高さのある木です。
上述したように、木の剪定料金は高さによって決まります。

また、木の高さが2倍になれば料金は2倍以上になるケースがほとんどです。
高い木の剪定料金が高くなるのは、木が高くなれば作業量が増え、高所作業車両を必要とするためです。
剪定料金の節約を第一に考えるなら、高さを調整する剪定をおすすめします。

▼高い木の剪定料金事例

剪定料金	74,800円(税込)
木の種類	さるすべり
木の高さ	7～8m
本数	1本

手間のかかる樹種（松やシュロ）　

手間のかかる庭木は、剪定料金が高くなることがあります。
例えば松の剪定は、手作業で芽を摘んだり混みあっている葉をむしったりする作業があり、大変手間がかかります。

また、シュロはゴワゴワした繊維がやっかいです。
ノコギリやチェーンソーの刃にからみついて、作業は意外と困難です。
その他、繊維のゴミがたくさん出て処分費が高くなるケースもあります。

▼手間のかかる樹種の剪定料金事例

剪定料金	53,000円(税込)
木の種類	五葉松
木の高さ	1.5m
本数	1本

形成が難しい樹種（マキやツゲ）

マキやツゲなど、形成が難しい庭木はオプション扱いになることがあります。
伸び放題にすると見栄えが悪く、美しい樹形を保つにはこまめな剪定が欠かせません。
また伝統的な玉散らしの剪定は、技術や経験を必要とします。

電線や建物近く

庭木の近くに電線や建物があると、追加料金がかかることもあります。
電線や建物に気をつけながら作業しなければならないからです。
特に電線に接触してしまっているような高い木は、リフトの付いた高所作業車を使って作業するため高額になりやすいです。

▼隣の敷地へ伸びてしまっている場合の剪定料金事例

剪定料金	154,660円(税込)
木の種類	栗の木
木の高さ	7～8m
本数	1本

庭木の剪定料金を安く済ませる4つの方法

庭木の剪定料金を安く済ませるためのコツはいくつかあります。
以下では４つの方法をご紹介するので、参考にしてみてください。

冬に剪定をする

剪定時期を調整できるのなら、冬の時期に剪定をおこなうのがおすすめです。

一般的に夏には剪定・草刈り・伐採などの依頼が多く、造園業者や庭師などは繁忙期となります。
そのため冬のほうが料金を含めて納得できる業者を探しやすくなります。

ただし、樹種によって剪定に適した時期はちがいます。
くわしくはこちらの記事でご確認ください。

シルバー人材センターで剪定依頼する

シルバー人材センターで剪定を依頼すると、一般的な剪定業者よりも料金は安く済みます。
シルバー人材センターでのサービス利用料が安い理由は、地域に住む高齢者の社会参加が目的であったり、補助金があったりするためです。

シルバー人材センターの料金は、時給制の場合1時間あたり1,500円くらいです。
また日当制の場合は、5,000～10,000円/1人1日となっているところが多いです。

ただしシルバー人材センター利用には、デメリットもあります。

シルバー人材センターの各種サービスは、いつも提供できるわけではありません。
地域によっては、剪定の予約は年に一度の抽選で決まるところもあります。

またシルバー人材センターで請け負う作業内容は、危険を伴わないものと決まっています。
剪定サービスでは、高さ3～4ｍ以上の庭木の剪定は断られるケースが多いので注意してください。

お住まいのエリアでのシルバー人材センター利用に関する情報はあなたのまちのシルバー人材センターからアクセスできます。
「低い庭木の剪定を依頼したい」「とにかく安く剪定してほしい」という方は、地域のシルバー人材センターへ問い合わせてみてください。

自分でできる作業はおこなう

庭木の剪定を安く済ませるために、自分でできる作業をおこなうという手もあります。
上述したように庭木の剪定料金にはさまざまな料金が含まれるからです。
例えば次のようなことを、自身でおこなってはいかがでしょうか。

多くの自治体では、庭木の葉や枝は燃えるゴミとして出すようになっています。
そのため庭木の剪定で出るゴミは、自分で出すこともできます。

また自分で剪定できる低い木は、自分でおこなってもよいでしょう。
プロに任せる庭木を厳選し、依頼する本数を減らせば費用は安くなります。

自力で剪定できるかどうかは、庭木の高さによって判断するのがおすすめです。
初心者が安全に剪定できる木の高さはどれくらいかをプロに聞いてみました。

庭木の高さ	回答数
1.5m	2社
2m	7社
2.5m	1社
3m	4社

弊社での加盟店のうち14社によるインターネット回答
【調査期間2023年7月6日～2023年7月13日】

14社の回答を平均すると、2.25ｍとなります。
ご自身や家族の安全のためにも、自力で剪定するなら、高さ2.3mくらいまでの庭木にしておきましょう。

複数の業者で相見積りをとる

複数の剪定業者で相見積りを取ることで、料金の安い業者を見つけることができます。
時間的な余裕があれば、いくつかの業者で見積りを出してもらってください。
また現地調査にきてもらったときは、見積り確認をしっかりおこないましょう。

現地調査＆見積りで費用を抑える秘訣は次の3つです。

作業当日に追加や変更をすると料金が高くなることがあります。
当日に変更のないよう、見積りの段階で作業範囲をしっかり決めておくことが重要です。

予算が限られているなら、「予算は〇〇円でお願いします」とあらかじめ伝えるのもよい方法です。
予算内でベストな剪定内容を提案してもらいましょう。

また、思い切って値引き交渉をしてみるのも手です。
日時を譲歩する、別の木や生垣もまとめて依頼するなどの条件付きであれば、値引きしてもらいやすいでしょう。

失敗しない業者探しのコツ

複数の業者で見積りを出してもらうといっても、片っ端から連絡するわけにもいきません。
質のよくない業者を選んで見積りを出すのは、時間や労力の無駄になるからです。
優良業者に出会うため、実際に業者を選ぶときには次の点に注意してください。　

作業内容と料金がわかりやすい

作業内容と料金がわかりやすい業者を選びましょう。
剪定作業に定価はなく、業者ごとに決めています。
Webサイトなどで、作業内容や料金をわかりやすく提示していれば安心です。

ただし、正確な料金はWebサイトとは違うケースもあるので、実際にかかる料金を確かめるには現地調査と見積りをしてもらうのが確実です。

庭木1本でも剪定を引き受けてくれる

庭木1本からでも引き受けてくれる業者がよいです。
業者側からすれば、同じ交通費や人件費がかかるのなら、同時に多くの庭木剪定を依頼してもらったほうが効率よく稼げるはずです。
1本からでもこころよく引き受ける業者なら、お客様第一の業者である可能性が高いです。
庭木の相談にも親身になってアドバイスしてもらえるでしょう。

実績がある

業者選びに迷ったら、実績のある業者を選ぶのもよいです。
これまでの施工事例や口コミ・評判などを確認できれば安心して依頼できますね。

見積り後のキャンセルが可能

庭木の剪定をはじめて依頼するときには、業者探しにも迷います。
そのため見積り後のキャンセルが可能な業者を選びましょう。
ただし、見積りは有料の業者と無料の業者があるので事前に確認してください。

お庭110番では365日24時間、オペレーターが受付をしております。
庭木剪定のご予約をお急ぎの方は、いつでもご相談可能です。
見積りの調査費用は基本無料！※見積り後のキャンセルも可能です。

※対応エリア・加盟店・現場状況等により記載内容の通りには対応できない場合がございます。

また相見積りも歓迎いたしておりますので、遠慮なくご利用ください。

次章ではお庭110番の剪定事例をご紹介するので、参考にしてください。

お庭110番での剪定事例

お庭110番で2022年9月～2023年10月に依頼のあった剪定事例のうち、一部をご紹介します。
ご紹介している剪定料金は実際にかかる料金は諸条件によってかわるため、あくまでも参考としてください。

人気の庭木の施工事例

剪定料金	22,000円(税込)
木の種類	キンモクセイ
本数	1本
高さ	3m
太さ	両掌でつかめるくらい

剪定料金	12,100円(税込)
木の種類	シマトネリコ
本数	1本
高さ	4～6m
太さ	不明

高くなりすぎた木の施工事例

剪定料金	38,000円(税込)
木の種類	カイヅカ
本数	3本
高さ	7～8m
太さ	約30cm

剪定料金	60,500円(税込)
木の種類	タイサンボク
本数	1本
高さ	6～7m
太さ	30cm

生垣の施工事例

剪定料金	49,500円(税込)
木の種類	サンゴジュ
生垣の幅	約5m
高さ	約1.5ｍ

剪定料金	101,640円(税込)
木の種類	アオキ等
生垣の幅	15～20m
高さ	1.7～1.8ｍ

まとめ

庭木の剪定料金の決まり方はおもに2つあります。

また、庭木の剪定料金は木の高さで大きく変わります。
弊社の剪定事例を参考にして算出した剪定費用相場は次のとおりです。

木の高さ	剪定料金相場
3m未満	11,500円
3m～5m未満	19,500円
5m以上	39,286円
7m以上	55,071円

※この料金には諸費用は含まれません。

庭木の高さが高くなると作業量が増えます。
また、高所作業車両を使うケースでは稼動するスタッフの人数も増えるため、料金が高額になります。

剪定料金には定価がないため、業者探しは難しいと感じるかもしれません。
しかしこの記事でご紹介したように、料金を安く済ませる方法もあります。

ご紹介した4つの方法のなかで、できそうなものにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

お庭110番は、全国の優良な剪定業者と提携しております。
弊社に加盟する剪定業者は、はじめて剪定を依頼する方にも安心してご利用いただけるように、丁寧な現地見積りをおこなっております。

24時間365日、オペレーターがお客様のご希望に合わせて剪定業者をご紹介します。
「とりあえず見積りだけしてほしいけど対応できるか？」
「剪定料金を他の業者と比べて決めてもよいか？」
そんなご質問があれば、遠慮なくお庭110番の無料相談へご連絡ください。