サンゴジュを剪定するときは、春から初秋の暖かい時期におこなうことが大切です。サンゴジュは寒さに弱く、冬の時期に剪定をおこなうと弱って枯れてしまうおそれがあるのです。
そのため、サンゴジュを剪定するときは、遅くても10月までにおこなうようにしましょう。この記事では、サンゴジュの剪定方法や育て方などについてご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
サンゴジュの剪定方法
サンゴジュは枝が勢いよく伸びるため、樹形が乱れやすい植物です。そのため、正しい方法で剪定をおこない、樹形を整えてあげる必要があります。この項目では、サンゴジュの剪定方法についてご紹介します。
剪定に必要な道具
サンゴジュの剪定をおこなう前に、剪定に必要な道具がそろっているか確認しておきましょう。サンゴジュの剪定に必要な道具は、以下のとおりです。
- 軍手
- 剪定ばさみ
- 刈り込みばさみ
- 脚立
剪定の際に枝や葉でケガをしないように、軍手を装着してください。剪定ばさみは、枝葉を切り落とす際に使用します。刈り込みばさみは、全体の樹形を整える際に使用します。脚立は、剪定の際に届かない場所があれば、使用するようにしてください。これらの道具は、通販やホームセンターなどで購入することができるのでそろえておきましょう。
サンゴジュの剪定時期
寒さに弱いサンゴジュの剪定は、基本的に暖かい時期におこなうのが最適です。具体的には、3月~4月の春ごろと7月~8月の夏ごろに分けて、年2回剪定をおこなうのがよいでしょう。3月~4月は、枝が伸びやすく樹形が乱れやすいためです。また、7月~8月は、サンゴジュの花が咲き終わる時期となっています。
基本は間引き剪定
サンゴジュを剪定するときは、基本的に「間引き剪定」をおこないます。間引き剪定とは、混み合っている枝を中心に切り落として、全体の風とおしをよくする剪定方法です。サンゴジュの場合、必要以上に伸びた枝や混み合った枝などを切り落としていきましょう。
また、枯れた枝も切り落として、全体の風とおしがよくなるように整えてください。基本的に間引き剪定だけで問題ありませんが、樹高や樹形を大きく変えて整えるという場合は、刈り込みばさみで理想の樹形になるように剪定しましょう。
業者に剪定を依頼する
サンゴジュの剪定は、しっかりと時期を見極めたうえで、全体の風とおしがよくなるようにおこなう必要があります。そのため、初めてサンゴジュを剪定するという方は、理想どおりに樹形を整えることが難しいと感じてしまうこともあるでしょう。
そういった場合、業者に剪定を依頼するのがおすすめです。業者であれば、サンゴジュの状態をしっかりと確認したうえで、健康的でキレイな樹形を保つように剪定をすることができます。弊社にご連絡いただければ、サンゴジュの剪定が可能な業者をご紹介いたします。
※1 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。※2 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。
サンゴジュの育て方
サンゴジュを健康的でキレイに育てるためには、剪定だけではなく正しい育て方も理解しておくことが大切です。間違った育て方をすると生長を阻害するだけではなく、最悪の場合枯らせてしまうおそれがあります。この項目では、サンゴジュの育て方についてご紹介します。
育てる場所
サンゴジュは、寒い場所に弱い植物であるため、基本的に暖かい場所で育てるのがおすすめです。しかし、耐陰性に優れているという特徴もあるため、日当たりのよい場所ではなく日陰でも育てることができます。そのため、暖かい場所であるという条件さえ満たしていれば、ある程度場所を選ばずに育てることが可能です。
肥料の与え方
1月~2月ごろに固形肥料や専用の油かすを寒肥として与えます。その後は、春から秋にかけて寒肥と同じ肥料を1か月~2ヶ月程度の間隔で、追肥として与えるようにしてください。
また、サンゴジュは肥料が足りなくなると生長速度が遅くなってしまいます。そのため、サンゴジュの生長が著しくない場合は、様子を見つつ肥料を追加してあげましょう。
水やりの方法
サンゴジュの水やりは、地植えか鉢植えかによって方法が異なります。地植えの場合、雨水だけで充分であるため、基本的に水やりをおこなう必要はありません。しかし、真夏などの日が強い時期は、極端に乾燥しないように様子を見ながら水を与えてください。鉢植えの場合は、土が乾燥したタイミングで水を与えるようにしましょう。
業者に相談してみよう!
自分でサンゴジュを育てても、うまく生長させることができないという場合、一度業者に相談してみるのがおすすめです。業者に相談することで、どのように育てればサンゴジュを健康的でキレイに保つことができるのか、個々にアドバイスをもらうことができます。弊社にご連絡いただければ、サンゴジュの育て方を熟知した業者をご紹介いたします。
※1 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。※2 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。
サンゴジュで注意すべき病害虫
サンゴジュは病害虫に対して比較的強い植物ですが、必ず被害を受けないというわけではありません。そのため、サンゴジュで注意すべき病害虫を理解して、できるだけ早く対処できるようにしておくことが大切です。ここからは、サンゴジュで注意すべき病害虫について見ていきましょう。
すす病
すす病とは、植物の枝葉に黒いすすのようなカビが出る病気です。すす病に感染した植物は、黒いカビに覆われて光合成ができなくなり、生長を阻害したり枯れたりしてしまうおそれがあります。そのため、すす病を見つけたら感染箇所を駆除したうえで、専用の薬品で対処するようにしましょう。
カイガラムシ
カイガラムシとは、体長2mm前後で白や茶色の見た目に殻がある種類やフワフワとした種類など、さまざまな種類が存在している害虫です。カイガラムシに寄生された植物は、葉や茎から栄養を吸い取られたり、排泄物によってすす病になったりしてしまいます。
そのため、カイガラムシを見つけたらつまようじや歯ブラシなどを使って、はがし落とすようにして駆除しましょう。
サンゴジュハムシ
サンゴジュハムシとは、体長5mm前後で茶色の見た目をした害虫です。サンゴジュハムシに寄生された植物は、葉や根を食害されてしまいます。そのため、サンゴジュハムシを見つけたら専用の殺虫剤で駆除するようにしましょう。
業者に対処してもらおう!
専用の薬品や殺虫剤などをもっておらず、自分ではしっかりと病害虫の対処が難しいという場合、業者に対処してもらうのがおすすめです。業者であれば、病害虫の種類に関わらず、的確に対処してもらうことができます。
弊社にご連絡いただければ、サンゴジュで注意すべき病害虫に対処可能な業者をご紹介いたします。また、「剪定も同時におこなってほしい」「育て方の相談をしたい」などのご要望にもお応えいたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。