「邪魔な竹を処分したい」
「竹林の竹をまとめて伐採したい」
このように、竹の伐採にお悩みではありませんか?
竹は一般的な樹木と比べると伐採しやすいです。
樹木の伐採はのこぎりで幹の両側から切り口を入れるなど手間がかかりますが、細い竹は鎌や鉈で切り倒すことも不可能ではありません。
このコラムでは以下の内容を解説していきます。
- 竹の伐採方法
- 竹の伐採時期
- 伐採した竹と切り株の処分方法
- 竹を伐採しないリスク
参考にしていただければ、安全に竹を伐採する役に立ちます。
ただし「何本も竹を伐採する必要がある」「伐採した竹の処分が難しい」という方には、剪定業者に依頼するのがおすすめです。
腐りにくい竹は処分に困る方も多いはず。
経験のない方には難しい作業なので、まずはお庭110番の無料見積り※をぜひお試しください。
※対応エリア・加盟店・現場状況等により記載内容の通りには対応できない場合がございます。
伐採前におさえるべきこと!竹伐採に適した時期と準備するもの
日本らしさの代表ともいえる竹は、その美しさで人々を魅了します。成長の早さと油抜き後の品質の良さから、資材としても幅広く用いられてきました。竹の子供であるタケノコは食材としても人気ですし、笹竹は七夕にも欠かせないものになっています。
竹は成長と増殖がとても速い植物です。少し放っておくと好き勝手に伸びてしまうので、目的に合った時期に伐採をしたうえで、しっかりとお手入れをして成長を管理する必要があります。竹の伐採に最適な時期や必要な道具など、伐採に取り掛かる前に知っておきたい基本事項をご紹介します。
竹伐採に適している時期は、竹の使用目的によって変わる
竹には伐採が欠かせませんが、適切な時期は目的によって異なります。ご自身がおこなう伐採にはどのような目的があるのかを明確にしてから剪定の計画を立てましょう。
商品や建材として使いたい場合
竹は木材として、さまざまな商品や建物で用いられます。商業用に使われる竹は、切ったときの状態が木材としての品質に大きくかかわります。竹の中は水が通るようになっています。水の流れは秋から冬にかけて止まるため、11月から3月ごろに伐採するとよいとされています。竹の中の水分量が少ないので締まりがよく、加工がしやすいのです。
竹を伐採して土地の整備をしたい場合
竹を木材として使用する必要がない場合には、特定の時期にこだわる必要はありません。別の方法で土地を利用したいだけという動機の場合には、竹藪から空き地を作る必要が出てきたときに植えられている場所から竹をすべて取り除き、伐採をはじめるとよいでしょう。
竹の伐採をスムーズに!伐採前にすること・用意するもの
長く、たくさん生えている竹を伐採するには、どうしても時間と手間がかかります。できるだけ手早く作業を終えるために、伐採前の確認と用意を万端にしましょう。
【伐採前にすること】
- 竹の特徴や仕組みを知ること
- 足場の作成
- 切る竹の選定
竹がどのように成長するのか、根の増殖の仕方、幹や枝の伸び方などを理解することが、効率的な伐採をするための近道です。まずは竹という木の特徴をおさえておきましょう。そのあと、伐採中に足元に落ちたものが作業を妨げることがないよう、足場を作ります。このときに切った竹を置く場所もつくっておくと、片付け作業もスムーズに進みます。
ほかにも、竹をある程度残す場合は切る竹・切らない竹を見極めることも大切です。古い竹やまっすぐに伸びていない竹を中心に切り、親株を残すのがポイントです。
【用意するもの】
- 作業服
- 虫よけスプレー
- 鉈(ナタ)
- 鋸(ノコ)
- 鎌(カマ)
- チェーンソー
まずは服装を整えます。全身を守るように上下長袖の服をまといます。靴はスニーカーもよいですが、足袋が動きやすくて便利です。竹はツルツルと滑りやすいので、滑り止め加工された手袋をはめます。
虫よけスプレーは市販のものでも有効ですが、竹を炭火で焼くことで抽出する「竹酢液」を使うのもおすすめです。道具には鉈や鋸、鎌などを用意します。
竹の伐採前に確認すべきことはたくさんあります
竹を伐採するには、作業に取り掛かる前の確認事項がたくさんあります。服装はもちろんのこと、使用する道具をそろえたり、足場を作ったりと、どれも怠ることができない大切な作業です。また、目的に合わせて伐採時期を選ぶことも大切です。
「商業用に伐採したいけれど冬は寒いし忙しい」「広い面積の竹を自分一人ですべて切るのは難しい」そんなときに頼りになるのが剪定・伐採のプロです。伐採業者の手にかかれば、手間のかかる準備にも慣れているので段取りよく作業を進めてくれます。また、竹をどうしたいのか、目的をしっかりと伝えることで、適切な時期で伐採してくれるでしょう。
お庭110番でも、経験豊富な伐採のプロをご紹介しています。
日程や費用のご相談など、お気軽にお問い合わせください。
※1 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。※2 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。
竹の伐採方法やポイントをまとめます!伐採後に必要な作業も確認
準備が整い竹伐採を本格的にはじめるとき、伐採方法にポイントがあります。作業の手順をしっかりと身につけ、そして注意点に気をつけながら木を切っていきます。
切った竹の処分も忘れてはいけません。竹を処分するにはいくつかのステップがあります。切り株・竹・根の3つのパートごとの処分方法をご説明しますので、正しく伐採を終えられるようそれぞれを確認していきましょう。
竹の伐採方法と作業時のポイント
竹の伐採方法
- 竹を倒す方向を決める
- 根元に近い場所に受け口をつくり、切る箇所を定める
- できるだけ上の方で竹を支えながら、道具で竹を切る
チェーンソーや鋸を使う場合は、切り口が地面と水平になるように切ります。鉈を使う場合は斜め上から下に向かって振り下ろすように切ります。勢いは大切ですが、勢いが強すぎるとケガの原因になるので十分に気をつけます。
作業は上から下へ
竹藪は斜面になっていることが多いです。竹を藪から出すときに滑りやすくなるよう、丘の高い位置から下に向かって伐採を進めていきます。
倒す方向は同じ方向
切り終わった竹を四方八方に向けて倒しておくと、足場が入り組んでしまいます。処分するときに持ち出す方向に向かって倒しておくと後が楽です。
切り株や竹の処分はどうすればいい…? 3つの作業方法を紹介!
切り株の処分方法
竹には腐るのに時間がかかるという特徴があり、切った竹を放置しておいてもなかなか腐食しません。しかし、鉈を使って切り倒した竹の数個所に切り込みをつけることで、腐食を促すことができます。
竹の処分方法
伐採した竹は燃えるゴミとして処分することができます。ゴミに出すにはまずは枯らし、小さくカットします。機械があるのであれば、粉砕するのも効率的に処理する方法の一つです。
竹の根を枯らす方法
成長力が強力な竹は、根を残しておくとすぐに伸びてしまいます。伐採したあとは、竹の根元を引っ張り抜くための専用の重機を利用して根元を取り除きます。また、除草剤などの薬剤で枯らすことも可能です。
竹の伐採には熟練の技が必要? 確実・迅速な伐採はプロにおまかせを
竹伐採には、切るだけでなく、倒す方向をそろえたり、終わった後に根本や竹の処分をしたりと、たくさんやるべきことがあります。作業一つ一つはそれほど難しくないように思えますが、実際にすべてのポイントをおさえながら作業を進めていくのには、相当の技術が必要です。
切るときには勢いをつけてカットする必要があり、慣れていないと足や手をけがしてしまう可能性があります。安全に、かつスムーズに作業を終わらせたいと思ったら、伐採業者に依頼してみるとスムーズに作業を進めてくれます。
お近くの業者をお探しの際には、ぜひお庭110番にお電話ください。
※1 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。※2 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。
竹の伐採を依頼したときの費用は?業者依頼か自分での作業か…お悩みの方へ
竹の伐採は手間と時間がかかる作業です。とくに広大な土地が竹藪になっている場合は、すべてを竹をカットするのは相当な重労働になるでしょう。
自分では難しい、そう感じたときに頼りたくなるのが伐採業者ですが、切る竹が多ければ多いほど費用が気になってしまいます。費用を知ってから依頼するか決めたいという方に向けて、業者の費用の設定方法や見積りの大切さをご紹介します。業者に頼らないリスクについても今一度確認して、伐採の仕方を決めましょう。
竹伐採でかかる費用はどう決まる?
竹の伐採を請け負う業者は、以下のようなことを基準にして費用を決めている場合が多いです。
- 本数、高さ、太さといった、伐採する竹の特徴
- 竹藪の状態や難易度
- 竹藪の広さ
- 重機の利用有無など
まず竹の本数や樹高などが基準になります。竹藪の状態が悪ければ足場を作るのに時間がかかるといったように、竹藪の状態や難易度によって費用が左右されることもあります。また、作業範囲が広ければ広いほど竹の数も増えますので、費用は上がります。チェーンソーや粉砕機などの重機を使うことで追加料金がかかる可能性もあるので注意が必要です。
竹伐採をしないリスク・自分で行うリスクは要チェック
「竹害」という言葉があるほど、竹は繁殖力があり、放っておくと周囲の環境へ悪影響を及ぼすため管理が大切です。しかし、逆に自分でとにかく竹を切ればよいというわけでもなく、誤った伐採は別のリスクを伴います。
「自分で伐採するのは面倒、でも伐採にお金をかけたくない」、「費用は払いたくないから自分で作業しよう」と考えている方は、以下のようなリスクを考えて、今一度考えなおしてみましょう。
竹を放置すると、地盤が弱くなり土砂崩れの原因になることがあります。竹はスギなどのほかの樹木とは違い支える力が弱いのです。
また、増殖すると日が当たらなくなり、ほかの庭木や農作物の成長を妨げてしまいます。とくにモウソウチク(孟宗竹)と呼ばれる種類は成長力がすさまじく、根までしっかりと処分できていないと、繁殖エリアをどんどんと広げていきます。
知らないうちにご近所の敷地内に侵入し、お庭からタケノコが生えてくるなど、ご近所トラブルに発展する危険性もあります。ご自分だけでなく、周りの人と環境のことを考えると、しっかりと管理することは必要不可欠なのです。
自分で竹を伐採するときにもリスクは伴います。まずチェーンソーや鋸などの伐採道具は使い慣れていない人にが容易に扱えるものではなく、使い方や力加減がわかっていないとケガをする恐れがあります。また、伐採は予想以上の重労働ですので、人の手を借りずに自分で実行するには相当の気力と労力が必要です。
ご自身だけでは難しいからと、伐採後のお手入れをおろそかにすると、せっかく伐採したのにもかかわらずすぐに竹が伸びてしまうこともあります。竹の成長力は油断できないほど強力なのです。
竹の伐採はお庭110番にお任せください
お庭110番では竹の伐採や除草剤を使った根の処理のご依頼を承っています。
「竹を放置したら手を付けられないほど増えてしまった!」
「切っても切っても生えてくる竹をなんとかしてほしい!」
とお困りの方は、お庭110番にお任せください。
お庭110番では庭木1本の伐採から竹やぶのお手入れまで、幅広いご依頼に対応しています。
「定期的な竹の伐採で竹林を整備してほしい」
「もう竹が生えてこないように根の処理もしてほしい」
などのご希望にも、剪定のプロがお応えいたします。
費用が気になる方は、まずはお見積りだけでも申し込んでみませんか?
お庭110番では、プロによる現地調査とお見積りを無料※でおこなっています。
見積り内容にご納得いただけない場合にはお断りいただくことも可能で、キャンセル料もかかりません。
他社様との相見積りも歓迎しておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。
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