ライラックを剪定するときは、生育に悪影響のある不要な枝を取り除く必要最低限の手入れにとどめておくのがポイントです。ライラックは萌芽力が弱いため、樹形を整えようと必要以上に剪定をおこなうと、樹勢を落としたり枯れたりしてしまうおそれがあるのです。
そのため、ライラックの剪定は花が咲き終わった後に軽く整える程度にしておきましょう。この記事では、ライラックの剪定方法や育て方などについてご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
ライラックの剪定方法
ライラックは剪定をおこなうことで、樹形が整いキレイな状態を保つことができます。しかし、剪定方法を間違えると枯れてしまうおそれがあります。そのため、正しい剪定方法を理解しておくことが大切です。この項目では、ライラックの剪定方法についてご紹介します。
必要な道具
ライラックの剪定に必要な道具は、基本的に「軍手」と「剪定ばさみ」の2つです。軍手は剪定をおこなう際に、枝や葉で手をケガしないように必ず装着してください。剪定ばさみは、ライラックの枝を切るときに必要になります。軍手と剪定ばさみをもっていないという方は、通販やホームセンターで誰でも購入できるので用意しておきましょう。
ライラックの剪定時期
ライラックの剪定時期は、花が咲き終わってすぐの5月~6月ごろが適しています。ライラックは7月~8月にかけて翌年に開花する花芽を付けるため、遅くても6月までには剪定を終わらせておくことが大切です。もし、花芽が付いてから剪定をおこなうと、翌年開花する花の数が減ってしまうため注意しておきましょう。
必要最低限だけ剪定する
ライラックは、萌芽力が弱く必要以上に剪定をおこなうと枯れてしまうおそれがあります。そのため、必要最低限だけ不要な枝を切るようにしてください。このとき、枯れている枝や混み合っている枝を中心に、軽く樹形を整える程度に剪定をおこなうようにしましょう。
心配なら業者に依頼しよう!
ライラックの剪定は、必要最低限にとどめておくことが大切です。しかし、慣れていない場合は切るべき枝の見極めが難しく、自分でおこなって枯らせてしまわないか心配だということもあるでしょう。そんな場合は、業者に依頼するのがおすすめです。
業者であれば、ライラックが弱らないように、かつ樹形が整うように適度な剪定をおこなってもらうことができます。弊社には多くの剪定業者が加盟していますので、ご連絡いただければライラックの剪定が可能な業者をご紹介いたします。
※1 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。※2 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。
ライラックの育て方
ライラックをキレイに育てるためには、植え方や肥料の与え方・水やりの方法などについて理解しておくことが大切です。間違った育て方をしていると、ライラックの花がキレイに咲かないだけではなく、枯れてしまうおそれもあるでしょう。この項目では、ライラックの育て方についてご紹介します。
植え方
ライラックは「鉢植え」「地植え」のどちらでも育てることができますが、基本的には鉢植えのほうがおすすめです。鉢植えの場合、市販されている花木用の培養土で簡単に土作りをおこなうことができます。
しかし、地植えの場合、2週間程度の時間をかけて自作でライラックに適した水はけのよい土作りをおこなう必要があるのです。そのため、とくにこだわりがないのであれば、鉢植えで育てるのがよいでしょう。
肥料の与え方
ライラックは、基本的に多くの肥料を必要としません。そのため、鉢植えであれば花が咲き終わる5月~6月ごろに有機質肥料を1回与えるだけで問題ありません。地植えの場合は、植えるための土を作る際に有機質肥料を与えておきましょう。
水やりの方法
ライラックの水やりは、鉢植えか地植えかによって異なります。鉢植えの場合、土の表面が乾いたタイミングでたっぷりと水を与えましょう。地植えの場合は、基本的に雨水だけで問題ないため、水やりをおこなう必要はありません。
業者に相談してみよう!
ライラックは観葉植物の中でも育てやすい部類ですが、植物を育てるのに慣れていない場合、うまく生長させることができないことがあります。育て方の悩みを解消するには、一度剪定業者に相談してみるのもひとつの方法です。
剪定業者は植物の状態を見極めて適切な剪定をおこないます。育て方のアドバイスももらうことができるかもしれません。また、代わりにライラックの植え付けや施肥などをおこなってくれる業者もあるのです。
弊社にご連絡いただければ、ライラックの育て方を熟知している業者をご紹介いたします。
※1 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。※2 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。
ライラックで注意すべき病害虫
ある日突然、ライラックの調子が悪かったり枯れていたりする場合、病害虫の被害を受けているおそれがあります。この場合、できるだけ早く病害虫を特定して適切な対処を取る必要があります。そのため、事前にライラックで注意すべき病害虫について理解しておくことが大切です。ここからは、ライラックで注意すべき病害虫についてご紹介します。
うどんこ病
うどんこ病は、植物の若い葉や茎の表面などに白いかびが生える病気です。うどんこ病にかかった植物は白いかびに覆われていき、生育不良や開花の阻害などが起きてしまいます。そのため、うどんこ病を見つけたら、感染している箇所を切り落としたうえで、専用の薬剤を散布して消毒するようにしましょう。
アザミウマ
アザミウマとは、植物の葉や花などに寄生する害虫の一種です。見た目は黒色や灰褐色などさまざまで、体長2mm程度であることが多いです。アザミウマは針で寄生した場所に穴を開けて、栄養を吸い取ってしまいます。
このとき、栄養を吸われた場所が変色したり、枯れたりしてしまうおそれがあります。そのため、アザミウマを見つけたら、専用の薬品を使って早急に駆除するようにしましょう。
カイガラムシ
カイガラムシとは、植物の枝や葉などに寄生する害虫の一種です。見た目は、大きさ形ともに非常にさまざまな種類が存在していますが、体調2mm前後で丸くて白い貝殻のような見た目をしていることが多いです。
カイガラムシに寄生された植物は栄養を吸い取られたり、排泄物によって菌が繁殖し、すす病を発症したりしてしまいます。そのため、カイガラムシを見つけたら、つまようじやヘラなどで剥がすように駆除しましょう。
業者に対処してもらおう!
病害虫の被害を最小限に抑えるためには、できるだけ早く病害虫に気づいて対処することが大切です。そのため、少しでもライラックの調子が悪いと感じるのであれば、業者に病害虫の被害を受けていないか確認してもらうのがおすすめです。
業者であれば、病害虫の種類に関わらず適切に対処してもらうことができます。弊社にご連絡いただければ、病害虫の種類に関わらず対処が可能な業者をご紹介いたします。また、「休日に対応してほしい」「剪定もあわせてお願いしたい」などのご要望にもお応えいたしますので、お気軽にご相談ください。