エゴノキ剪定の時期と方法
エゴノキは自然に樹形が整う自然樹形と呼ばれる性質を持っていることや、美しさはもちろん、管理が楽という点でお庭に植えられていることも多い樹木です。
手入れが楽と言われるエゴノキですが、枯れた枝や不要な枝は切り落とす必要があります。また、スペースがないときや、なんらかの病気にかかってしまった場合も剪定が必要です。
そのような場合、エゴノキの剪定の方法や、時期について詳しく知らなければ、せっかく育てたエゴノキがダメになってしまうかもしれません。未然に防ぐために、ここではエゴノキの剪定の時期と方法についてご紹介していきます。
エゴノキに剪定は必要か?
エゴノキは自然な形を楽しむこともできますが、剪定で骨格を整えることもできます。また、これ以上大きく育てたくないと思ったときにも、剪定が有効です。
また、風通しが悪くなったり、日の光が当たらない部分が出てくると、病害虫に侵される心配があります。エゴノキにかかる病気としては「うどんこ病」と呼ばれるものです。葉っぱや茎の表面に白いカビが生え、そのカビがエゴノキの開花を邪魔すると言われています。
エゴノキの剪定は葉が落ちたころ!
軽めの剪定は時期を選びませんが、強い剪定に適しているのは葉が落ちたころと言われています。具体的には11月~3月です。時期以外にエゴノキの剪定をしてしまうと、エゴノキが弱ってしまう原因になるので、どうしても剪定したいという場合は業者の方に一度相談しましょう。
エゴノキの剪定方法
エゴノキの剪定それほど難しくありません。エゴノキの枝の基部から、用意した道具でサクッと切ってしまいましょう。エゴノキの剪定する枝は、2つあります。
1つ目は枯れ枝です。枯れ枝は他の枝と違って変色しているので、見分けがつきやすいです。逆に言うと、剪定しなければ悪目立ちしてしまいます。
2つ目は徒長枝と呼ばれる枝です。エゴノキの幹からまっすぐ勢いよく伸びた枝のことで、これをそのままにしておくと余分に栄養を消費させてエゴノキの成長を遅らせてしまうので、切りましょう。
樹形を整えたいときは、樹形を決めるときもなるべく自然な形を意識し、大きく形を変えないことを意識しましょう。エゴノキは自然に樹形を楽しむことが多い木で、きっちりと枝を切りそろえるのは難しく、かえって不自然な形になることも多いようです。
剪定が大変なときには
エゴノキの剪定はそれほど難しくないので、自分でコツコツ進めることもできますが、放置していると、枝の数も増えてしまいます。また、大きく育ち始めるとはしごが必要になります。更に他の庭木と併用して剪定するのが大変に感じるときもあるでしょう。
こういったときは無理せずプロの業者に相談しましょう。プロに任せれば、エゴノキ単体ではなく、お庭全体の雰囲気に合わせて樹形を整えてくれます。エゴノキの醍醐味である自然の樹形をきれいに保ったまま剪定をしてくれるでしょう。
※1 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。※2 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。
エゴノキにきれいな花を付けるポイント
エゴノキがシンボルツリーとしてお庭に植えられることも多い樹木です。エゴノキが付ける白くかわいらしい花もその理由の一つです。
そんな「白くかわいらしい花をキレイに咲かせたい!」と思っても、木になる花をキレイに咲かせる方法なんて知らないという方も多いようです。ここからは、エゴノキにきれいな花を付けるポイントと気を付けなければならない病害虫などについて交えながら、ご紹介していきます。
乾いた夏には水やり
エゴノキは自然に降る雨で育つので水やりの必要はありません。しかし、砂漠で木々が育たないように、さすがのエゴノキも雨の降らない真夏の炎天下では水不足になり枯れてしまう恐れがあります。暑さや乾燥、雨の頻度を考えながら、エゴノキの水やりを行いましょう。
病害虫に気を付けよう
エゴノキがかかる病気として「うどんこ病」を先ほど挙げました。白いカビが繁殖し、開花を邪魔するといったものです。ただ、エゴノキには他にも気を付けなければならない病気と害虫が存在します。
褐斑病
発病してすぐには褐色の斑点が少し発生するだけですが、症状が進んでいくと、ますますその斑点は広がっていきます。
エゴノキアブラムシ
エゴノキに卵を産んで繁殖していくアブラムシです。エゴノキにこだわる変わった習性ではあるものの、他のアブラムシと同様の生態を持っており、放っておくとエゴノキは枯れてしまうでしょう。
カミキリムシ
有名な害虫です。エゴノキに穴を開けられてしまう前に早めに除去しましょう。
エゴノキは、他の庭木と比べると病害虫に強い分類ですが、絶対にかからないわけでもないので、普段からよく観察しておきましょう。
強剪定した年は花が咲かない
強剪定をした際に花芽を切ってしまうと花が咲かなくなってしまうので注意しましょう。樹形を整えることに熱中してしまい後先を考えずに剪定をしてしまうと、外観だけでなく花の成長にも関わります。剪定をする際には、ぜひ、花のことも頭に入れておいてください。
手入れに困ったらプロに任せよう
エゴノキにキレイな花を咲かせるポイントをご紹介していきました。水やりについては特に制約もないので簡単ですが、病害虫や強剪定については対策が難しそうと感じる方が多いのではないでしょうか。
じつは、剪定を上手く行えば強剪定の問題がクリアされることはもちろんのこと、病害虫の予防にもなります。エゴノキにキレイな花を咲かせたい!という方はプロの剪定業者に相談してみましょう。
※1 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。※2 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。
エゴノキの剪定費用と業者選び
実際にエゴノキの剪定を業者に任せようと思ったとき、「いくらかかる」「どこに頼む」といった問題が出てきます。今の段階では、費用や業者について詳しく知らない方がほとんどかと思います。ここでは、安心してエゴノキの剪定を任せられる業者の選び方や、それにかかる費用などについて、詳しくご紹介していきます。
剪定にかかる費用相場
剪定を頼んだときにかかる費用は、営業形態、作業内容、地域性など色んな要素で変動します。正確な費用を知りたいときには、見積りを直接確認した方がいいでしょう。
とはいえ、何も参考になるものがなければ、高いのか?安いのか?も判断できません。
エゴノキを剪定する場合はいくらの費用がかかるのかを確認してみましょう。
- 1本いくら(単価制)の場合:15,000~20,000円
- 1人いくら(日当(時給)制)の場合:15,000~30,000円
- 枝処分費(ゴミ袋):500円前後
- 枝処分費(トラック);3,000~8,000円前後
※都心部で高木(5~7m)の剪定を想定
エゴノキの剪定となると大体これぐらいの費用が予想されます。他にも土日祝の費用やパーキング代などによって金額は変わっていくでしょう。気になる方は業者のHPから調べるか見積りをお願いして確認しましょう。
どんな業者か気になったときは?
丹精を込めて育てたエゴノキを任せるわけですから、どんな人がくるのかな?ときになるときがあるでしょう。そんなときは、口コミやホームページ、相談などで感じた雰囲気から、信頼できる業者かどうかを見抜きましょう。
今では剪定業者に関する口コミが多くあり、利用者からの「良かった」とのコメントや辛口のコメントまですぐに確認できてしまいます。もちろん、その中から評判のよい業者をピックアップし、見積りなどを比べることで、よりよい業者を選ぶことができるでしょう。
まずは電話相談してみよう!
剪定業者は庭木1本から相談することができますが、お庭全体のお手入れもお願いできます。エゴノキだけでなく、他の木もきれいにしてもらえるのは剪定のプロに頼むメリットになります。
全部で一体いくらになるのか気になるときは、無料見積りを利用して作業内容と費用を確認ですれば、解決します。弊社のサービス「お庭110番」なら、見積りを見た段階でキャンセルすることもできます。お庭の木で気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。